2013年11月20日水曜日

Leitz Elmar 5cmF3.5 (L)


1951年製、沈胴エルマー5cmF3.5(Lマウント)です。クロームメッキで最小絞りF22の沈胴エルマーは製造本数も多くライツレンズの中でも最も入手し易い一本で、バルナック型ライカのスタンダードレンズであることは勿論、数多あるオールドレンズの中でも代表選手に挙げられる一本だと思います。
 『ライカ』などには全く縁の無かった二十代の頃、中古カメラ店のショーケースに並ぶ沈胴エルマーを見て「なんでこんなにちっちゃいレンズで、メッキもスレてて、レンズにもキズがあるのに、こんなに高いのか?」と不思議に思っていたのですが、今となっては「ニッケルだ、赤エルマーだ、3.5cmだ、9cmだ」とエルマーだけ見ていても十分楽しめてしまうのがオールドレンズの魅力であり魔力なのかもしれません(笑)

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